ぷち△ポタ –STRiDAで出かけよう−

小径自転車で行く、ぷちポタリング日記

仙台堀川公園に行ってきた

江東区を横断

今回は、横十間川親水公園にクロスするように流れる、仙台堀川公園を下って行くことにした。

仙台堀川は、横十間川よりも水路感が強く、川幅も小さいけれど、公園面積はこちらのほうが広くて、遊具だけではなく、池や広場もあったりする。

案内図では、左側から上に進み、右に大きく曲がっていくのが、仙台堀川公園になる。
右側の水路が、横十間川親水公園だ。

f:id:ookina_suika:20200211122648j:image

砂町魚釣場

休日の公園の中、同じように園内を散歩する人達と合わせるように、のんびりとSTRiDAを走らせていると、プールのようなものが見えてきた。

横十間川親水公園には、水上アスレチックがあるぐらいだから、区営のプールでもあるのかなと思ったのだけど、横を見ると、魚釣場のプレートが掲げられていた。

どうやら、釣り堀らしく、係員のおじさんに聞くと、道具や餌を持参すれば、無料で釣りを楽しめるらしい。

ただし、飲食禁止、魚の持ち帰りも禁止らしいので、本当に、のんびりと釣りだけを楽しむためだけの施設のようだ。

春先とか、もう少し暖かくなったら、そういう時間の過ごし方も良いのかもしれない。

まぁ、自分、釣りは苦手なんだけれどもw

f:id:ookina_suika:20200211122636j:image

旧大石家住宅

魚釣場の隣には、古民家が建っていた。

足を止めて、中に入ってみると仄かに暖かい囲炉裏と、その煙で燻され続けたであろう壁や天井から、古い家独特の匂いと静けさを感じ取れた。

どうやら、この家は、江戸時代からある建物で、安政の大地震、大正の大津波関東大震災、戦災といくつもの災害をまぬがれたものを、有形文化財に指定された際に、ここに移設復元したものらしい。

縁側から、江戸、明治、大正、昭和、平成を経て、令和となった街を見ていると、なんだかとても不思議な感覚に包まれたのだった。

f:id:ookina_suika:20200211122631j:image

あかね橋

そういう名前がついていたわけではないのだけど、なんだかポツンとあった小さな橋。
吊り橋風な見た目だけど、しっかりと鉄骨が組まれていて、全然ビクともしなかった。

ちょうど人影もなく、良いタイミングだったので、STRiDAを真ん中において撮影したら、今日、一番のお気に入りの絵が撮れた。

f:id:ookina_suika:20200211122640j:image

清澄排水機場

仙台堀川の終点は、清澄白河にある清澄庭園横にある、清澄排水機場だ。
この治水水門を経て、仙台堀川は、墨田川へと流れ込む。

川自体は、その直前で、中の堀川に分流しているけれど、こちらも程なくして、墨田川へと行きつく。

地味な施設ではあるけれど、海抜0メートル地域である江東区にとって、とても大切な施設である。

f:id:ookina_suika:20200211122627j:image

水路探訪

横十間川仙台堀川と、江東区にある2つの水路を下りながら、その水先を求めてサイクリングをしてきたのだけれど、これが、存外に楽しいことに気が付いた。

自転車乗りには、水路マニアが多いという話もあったりするのだけど、なるほど、水路を巡って行くのは、自転車が丁度良いのだ。

徒歩で行くには距離があるし、バイクや車だと、そもそも道路の制限によって辿れないことが多いのに対し、自転車なら、結構自由に辿ることが出来る。

特にミニベロなら、利便性も高く、整地されてない歩道も、気軽に走ることが出来る。

なんとなく始めた水路探訪だけど、まだ、区内にも行っていないところはあるし、区外にも沢山ある。

奥の細道ならぬ、街の水路(みずみち)シリーズというのも、良いかもしれない。

f:id:ookina_suika:20200211153945j:image